私は兵庫県神戸市に生まれ、東京大学の法学部を卒業した後、旧郵政省に就職しました。
その後省庁再編で郵政省は総務省になりましたが、4月まで郵政民営化の法案作りをしてきました。そこで従来の官僚主導の政策決定とは異なり、政治家主導で法案の骨子が決められてきました。この政治のダイナリズムに触れ、ゾクゾクするような感覚に触れました。
しかし、千葉県出身の妻とともに7年前に移り住んだ千葉市の姿は、永田町とは正反対でした。県議会議員が市役所の職員に頼んで自分の税金を払わずに済むように免除してもらっていたのです。当然、市議会でも繰り返し問題にされましたが、市長からも助役からもまともな説明はされていません。特に市役所の職員を監督・チェックをするために市民から選ばれた存在であるはずの市長には、不正をした職員をかばうような姿勢をさえ感じられました。政治家主導の政治を実現しなければならないのは永田町も千葉市も同じはずです。千葉市では長年、助役出身の市長が続いています。いつから市長は助役の天下り先になったのでしょうか(全国に14ある政令指定都市にのうち、助役経験者が市長になっているのは大阪、神戸と千葉の3つだけです。)助役出身の市長に職員の不正を解明させることなど、はじめから無理なのです。この歪んだ市政の原因を取り除かねばならない。
そう考えたのが、今回の挑戦の第一の動機です。
第二に子供たちの将来に大きな不安を感じたからです。千葉市は市内で働く人たちに比べ東京に通勤する「千葉都民」の多く住んでいる街です。市民の年齢構成を見ると「団塊世代」の割合が高く、急速に高齢化が進展しています。この世代が定年を迎えはじめた結果、今後は住民税がかなり減少することが予想されます。しかし、緊張感のない財政運営を続けた千葉市の借金は1兆円を超え、こままでは行政サービスの低下や増税は避けられないでしょう。財政破綻を防ぎ、世代間の不公平を是正するためにも、私は千葉市の再建に全力で取り組みたいと思います。
このような理由で、私は決断しました。妻と二人の子供には、「お父さんは、市政の歪みに強い怒りを感じた。対立候補は強敵だけれど今戦わずして逃げたら千葉市の未来に希望がもてないのだ」と話し、協力を求めました。私と怒りを共有する皆さんにも是非、私の挑戦の戦列に加わっていただきたく、お願い申し上げます。
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